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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第61章  《其の弐》 
 結婚して六年もの間、子宝に恵まれずとも、周囲の意見をきかず、側妾を持とうとしなかったほどの愛妻家源太夫であった。その源太夫は貴美子の葬儀が終わってから後、ずっと書斎に閉じこもりきりで、食事すら満足に取ってはいない。槙野家に仕える重臣たちが主君の身を案ずるのも無理からぬことといえた。
「旦那さま、私は心から悔いております」
 唐突に言った弥子を、嗣道が見つめる。
「奥方さまが姫さまをお生み奉られた直後のことにございます」
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