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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第61章  《其の弐》 
 この弥子こそ、時橋と呼ばれ、後に泉水の傍に終始、影のように寄り添った女性である。この忠実無比な乳母はその後、泉水のあるところには必ず付き従い、自ら生命を絶つそのときまでを生涯まめやかに仕えた。
 時橋こと弥子が亡くなったのは、それから二十年余り後のことになる。母とも頼りにし、慕ってきた乳母の突然の自死は、泉水の心に深い衝撃と悔恨を残した。
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