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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第15章 《巻の壱―幻―》
 言い終わると共に、扉は再び閉まった。その直前、鈴を転がすような声が聞こえる。
「私は待っていますよ」
 玲瓏とした声は深く抑揚があり、魂までをも縛りつけ、聞く者を魅了するかのようだ。
 泉水は茫然として閉ざされた両開きの扉を眺めていた。
―私は、今の、そのままの姫が好きです。だから、ずっと今のままで変わらないでいて下さい。
 祐次郎の科白が何度も耳奥でこだました。
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