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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第20章 《巻の弐―予期せぬ客人―》
 振り返りもせず呟くと、そのまま足早に歩き去った。ずっと手をついていた泉水が顔を上げた時、既に光利の姿はそこになく、ただ何の香か、かぐわしい―けれども、どこか妖しい香りがかすかに残っているだけであった。恐らくは光利が着物に焚きしめていたものに相違ない。
 あの色香の匂うような男にふさわしい、上品でありながら、どこか官能的な香りの漂う香であった。
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