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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第20章 《巻の弐―予期せぬ客人―》
 そろそろ夕餉の時間が近づいてきた頃、泉水は奥女中たちが住まう部屋が並ぶ一角に来ていた。榊原の屋敷は広く、表と奥に厳然と区別されている。奥向きの女主人は当主の正室である泉水、そして奥女中を取り締まるのが老女河嶋の役目であった。河嶋は泰雅の乳母を務めたこともあり、屋敷内では厳然たる発言力を持っている。泉水でさえ河嶋には一目置いていた。
「この部屋はいささか淋しすぎはすまいかの?」
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