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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第13章 第三話 【細氷~さいひょう~】《其の弐》
 孝俊は瞑っていた眼をゆっくりと開いた。
「そなたを江戸に連れて帰る」
 え、と、美空は大きな眼を見開いた。
「私はもう江戸に戻るつもりはございません」
 震える声で応えると、孝俊は口の端をつり上げた。
「そなたの気持ちを今更、斟酌をする必要はない。そなたは我が妻じゃ。徳千代と孝次郞も母の帰りを待ち侘びておる」
 予測もしていなかったところで愛し子の名を持ち出され、美空はハッと胸を突かれた。
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