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激愛~彼の瞳に射貫かれて~
第14章 第三話 【細氷~さいひょう~】《其の参》
 そのときは、徳千代が手鞠で遊ぶ弟をからかっていた。
 五色の糸でかがった美しい手鞠を高々と掲げ、徳千代がはやしたてる。
「おーい、鞠を返して欲しければ、ここまで取りに来い」
 鞠を突然、横から奪われた孝次郞は泣きそうな顔になって、恨めしげに兄を見つめていた。
「徳千代君。なりませぬ」
 美空が怖い顔でたしなめると、徳千代は軽く肩をすくめる。
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