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ーウラ彼ー
第12章 2度目の浮気…。
いつの間にか、家に着いて…。なんか寂しくなる…。
手を繋いでいた事を思い出して!ハッとする。
パッと手を離し…借りてたジャケットを返す。
急いで降りようとすると…。
「ちょっと待って!これ。
次、会う時でいいから…。」
赤いチエックのマフラーを首に巻かれる…。
「外は寒いから…。せっかく暖かくなった身体が冷えちゃうよ…女の子なんだから…!」
修司スマイルで言われると、抵抗出来ない。
女の子扱いが居心地いい…。
修司くんの彼女は幸せだろうなぁ〜。なんて想像してしまう。
「ごめん。ありがとう…。次に返すね!」
手を振る修司くんにおじぎをして、車が角を曲がるまで見送った…。
部屋について…ドキドキしている自分にびっくりする。
「たぶん!修司くんは誰にでも優しいんだよ!
それに、海斗の彼女だから、特別に気にかけてくれたのかも!!うん、友達の彼女だし!!」
ドキドキを誤魔化そうとして、自分に言い聞かせる…。
ベッドに座って…ホッとすると。
マフラーから、修司くんの匂いがして…抱きしめられたような感覚になる…。
なんか…すごくイケナイ事をしている気分になって、マフラーを外す…。
海斗に会えなかった事より、修司くんの事を考えている自分に気付いて、急いでメールしようと思ったけど…送ってもらった事を言うべきかな…?
これから、修司くんに会うなら、修司くんから聞くかな…。
悩んでメール出来なくて。。。
そのまま夜になっていた。