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第13章 修司くん

「海斗…なんかやめて、俺にしない？
あいつ…悪いやつじゃないんだけどさぁ。。。

頼られると弱いトコあるから…。

詩織ちゃん、また泣かされるよ…？

俺なら、絶対！泣かさない。」


そう言われて、嬉しいような…。苦しいような…。

私は、海斗くんと別れるか…分からないけど。。。
間違えなく好きなのは海斗くん…。

不器用だけど、優しくて。
甘えん坊の寂しがりや…。
私と別れたら、どうなるの？？
海斗くんが心配で仕方ない…。

私は、修司くんの繋いだ手を離した…。

「ありがとう。修司くん…。
修司くんのおかげで…気持ちが落ち着いた…。

でも、やっぱり…海斗が好きなの…。
浮気されても…離れたくない。。。

海斗は、寂しがりやだから、、、心配なの。
別れるなんて、出来ない。」