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ーウラ彼ー
第14章 記念日
車を1時間〜1時間半くらい走らせて、海に向かう。

そこは、観光客もあまり来なくて…。
キレイな青い海がキラキラ光る。

車から降りるなり、寒いのも忘れて…。
砂浜を目指して走った…!

海水で足が濡れると流石に寒い…。
車に乗せてた毛布を持って、海斗が歩いてきた。

「さすがに冬の海は寒いだろ〜!
風邪ひくよ…おいで。」

凍えた身体を温めてくれる。

「あっちに、海辺のカフェがあるから、あそこでゆっくりしよう…。」

いつ、調べたのか…オシャレなカフェがあった。

中に入ると…。
【ご予約】と書かれたテーブルに案内される

海斗と一緒に座る…。
修司くんは、少し離れた奥の席へ。

「一緒に座らないの?」
私が聞くと、

「そういう約束だから…
ここのお店も、修司が一緒に探してくれたんだ…。
たくさん泣かせたんだから…このくらいしてあげたら?って…

いろいろ、ごめんな。。。」

海斗の素直な気持ちと…修司くんの優しさに…。
泣けてくる…。

「ほらぁ…すぐ泣く…。
泣かしたら、俺、修司に怒られるんだけど…笑」

メインは、トロトロのオムライス…。
デザートと、ホットティー…。

美味しいものを食べて…心も身体を身体もあったまって…満たされる。。

「少し、外を散歩しよ…。」
海斗が誘う…。

外に出ると、さっきまで明るかったのに、少しずつ暗くなってきて…。
夜の海はやっぱり冷える…。

少し歩いた所の堤防に2人で腰かける。

「これ…プレゼント。。。」

握った手から、シャラシャラ…とハートのネックレスが手渡された。
そのまま、また海斗が手にとって首につけてくれた。

不器用な海斗の優しさが嬉しくて…。
ネックレスを握りしめる。

「私も…。」

カバンからプレゼントを渡した…。


黒に赤のラインの入ったニット帽…。
背の高い海斗に似合うと思うんだけど…。

「おぉ!帽子!欲しかったんだよね〜!ありがとう!!
これで寒くない!!」

かぶって、嬉しそうな笑顔を見せる。

そのまま、kissしてきた…。

避けてた訳じゃないけど、浮気のあと…修司くんの事もあって…なんだか、こんな雰囲気にならなかった。。

久しぶりの海斗のkissは、優しくて。。。
何度も向きを変えて、重ねる…。

「このまま襲いたい…笑」

「だぁめ!!」
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