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そのキスの代償は……
第6章 その逢瀬
左足に付けられた従属の証をジャラジャラと指で弄びながら、
あの人はゆっくりと中心に向かって息を吹きかける。
「ふう~」
生暖かい空気が触れるか触れないかくらいの刺激をそこに与え、
撫でるように通り過ぎていくたびに…
ばくばくと鼓動が急加速していく。
繰り返し繰り返しそんなことを続けられると、
頭にまで熱が駆け上がってくらくらと眩暈を起こし、
理性が徐々に思考の端に追いやられ、
何も考えられないただ刺激を受けいれるだけの器と化す。
「すごい…」
掠れ声でつぶやいた次の瞬間、
あの人は息を吹きかけていた中心にある蕾に突然カリリッと歯を立てた。
「いやあああああああ…」
痛みなのか、なんなのか…
躰の奥底で息をひそめていた何かがそれを合図に一気にはじけ飛んだ。
甘い声を通り越して、なすすべもなくただ声を張り上げ頭を左右に振った。
髪の毛の1本1本が逆立つような感覚を感じながら、
背中が反り返って躰中の毛穴が開き一気に汗が噴き出す。
怒りも嫉妬も戸惑いも迷いも…
快感以外の全てが暗闇の塵となって消し飛ぶ。
キモチイイ…
ああ~なんてキモチイイの?
それ以外いらない。
今はそれさえあればいいじゃない。
あの人はゆっくりと中心に向かって息を吹きかける。
「ふう~」
生暖かい空気が触れるか触れないかくらいの刺激をそこに与え、
撫でるように通り過ぎていくたびに…
ばくばくと鼓動が急加速していく。
繰り返し繰り返しそんなことを続けられると、
頭にまで熱が駆け上がってくらくらと眩暈を起こし、
理性が徐々に思考の端に追いやられ、
何も考えられないただ刺激を受けいれるだけの器と化す。
「すごい…」
掠れ声でつぶやいた次の瞬間、
あの人は息を吹きかけていた中心にある蕾に突然カリリッと歯を立てた。
「いやあああああああ…」
痛みなのか、なんなのか…
躰の奥底で息をひそめていた何かがそれを合図に一気にはじけ飛んだ。
甘い声を通り越して、なすすべもなくただ声を張り上げ頭を左右に振った。
髪の毛の1本1本が逆立つような感覚を感じながら、
背中が反り返って躰中の毛穴が開き一気に汗が噴き出す。
怒りも嫉妬も戸惑いも迷いも…
快感以外の全てが暗闇の塵となって消し飛ぶ。
キモチイイ…
ああ~なんてキモチイイの?
それ以外いらない。
今はそれさえあればいいじゃない。