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そのキスの代償は……
第9章 その躰
悶えながらも鼻腔からそのスイッチを押し込む匂いが、

息を吸い込むたびに躰中に充満して、次第に思考まで侵され…

突然イキそうになった。


目の前に光る何かが弾け、小刻みに震える躰は正直に、

私が達しつつあることを目の前の野獣にさらけ出す。

息を止めて目を閉じ、眉根を寄せて淫靡な快楽に溺れそうになる躰を

イキきらないように堪える。


涙は、相変わらず止まることなく溢れては…

零れる。

それと同じく下の口からも…

疼きに応えるように甘い蜜がドロドロと溢れた。

何もかもこの人に…

絞り盗られてしまいそう。

私の全てを…

明け渡して委ねたくなる衝動と闘い続けた。


でも…

だめ。

この人は…

危険すぎる。


「やあぁ…」

とうとう堪え切れなくなって甘い声が口から溢れた。

その艶声に自らの脳が侵食されて、再びドロドロと蜜が流れる。


割り開かれた胸元。襟が肩のあたりで引っ掛かってはだけ、

袖がだらしなく腕に纏わりつく。

捲りあげられたタイトスカートが腰でくちゃくちゃになり燻っていた。

そっと背中を撫でまわしいた指先が下に降りてきてホックを探り当て、

ジッパーをのそのそと下す。

その勢いのまま片手で躰から剥ぎ取られた…
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