この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナツキとあの場所で
第1章 プール
ガチャッ。自転車の片足スタンドをおろした。
「いきなりどしたん?」
僕は聞いた。
「いやちょっと・・・・、しょうの自転車に乗ってみたくなったん。」
「言うと思ったわ。そんなんまた今度でいいやん。」
「いや今がいいの。」
別に寺に立ち寄る必要ないやろ、と考えているともうすでに夏生は僕の自転車にまたがっている。
さすがに呆れたが、もうほっとこうと決意。
自分は公園の端の丸太みたいなベンチに座りビーサンを履き直した。
夏生は公園の目の前の道路を満面の笑みで5往復くらい漕いでいる。
アホかと思った。
数分後・・・。満足したのか自転車から降りて僕にこう言う。
「ありがと!坂道の時は1がいいね!」
物覚えのいい夏生は5往復で変速機の趣旨を理解したようだ。
「あと、なんかサドルが何か違うから変な感じやった」
「・・・え、サドル?・・そんなんどれも同じ・・・・」
男女でのサドルの違いは当時の僕は本当に知らなかった。
夏生の自転車のサドルを見てみると驚いた。
明らかに僕のサドルより面積が広く、おしり全体をカバーしている。
「え、なにこれ!何で女子の自転車ってデカいサドルなん?」
「う~んそれは・・・」
「いきなりどしたん?」
僕は聞いた。
「いやちょっと・・・・、しょうの自転車に乗ってみたくなったん。」
「言うと思ったわ。そんなんまた今度でいいやん。」
「いや今がいいの。」
別に寺に立ち寄る必要ないやろ、と考えているともうすでに夏生は僕の自転車にまたがっている。
さすがに呆れたが、もうほっとこうと決意。
自分は公園の端の丸太みたいなベンチに座りビーサンを履き直した。
夏生は公園の目の前の道路を満面の笑みで5往復くらい漕いでいる。
アホかと思った。
数分後・・・。満足したのか自転車から降りて僕にこう言う。
「ありがと!坂道の時は1がいいね!」
物覚えのいい夏生は5往復で変速機の趣旨を理解したようだ。
「あと、なんかサドルが何か違うから変な感じやった」
「・・・え、サドル?・・そんなんどれも同じ・・・・」
男女でのサドルの違いは当時の僕は本当に知らなかった。
夏生の自転車のサドルを見てみると驚いた。
明らかに僕のサドルより面積が広く、おしり全体をカバーしている。
「え、なにこれ!何で女子の自転車ってデカいサドルなん?」
「う~んそれは・・・」