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ナツキとあの場所で
第7章 初めてのお風呂場 初めての異性
おそらく、夏生自身も恥ずかしさで多少お尻を引いておしっこの放物線を隠すようにしてしまったのもあるだろう。
しかし、それを考えても立ったままの僕には1mmもおしっこが見えず音だけが聞こえるという現象は驚きを通り越してホラーっぽさも感じたかもしれない。
それくらい初めて見る僕にとっては衝撃だった。
プシュィーーーーーー
反射神経で僕はなつきと同じようにしゃがみこんで出ているところをこの目で確認しようとした。
覗き込むように見てみると割れ目の中央部分から思いのほか勢いよく液体が出ていた。
自分がいつも出すおしっことは程遠く、「出している」のではなくまるで滝のように「落としている」と言うほうが正しいんじゃないかとさえ思えた。
シュッィーーー
夏生は終始手で顔を覆っている。
あの時間だけは夏生のおしっこを見放題だった。
シューー・・