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せめて夢の中だけでも
第10章 真っ黒な空
えっ…今…何て…?





「なぁ。凛。」




「なっ…何…言ってるのよ…」



ドクンっ…と胸が痛いほど脈を打つ。



「いつかお前言ったろ?
隼人が私をお持ち帰りする?って。

お前、あの時の俺の気持ち解ってた?」




…言わないで…

聞いたら…もう…戻れなくなる。




「俺…すっげー
持ち帰りたかった。」



何も言えなかった…
どうして…『今』なんだろう。

あと少し早かったら…
飛び上がるほど嬉しかったのに。




「……俺にチャンスある?」






「………やっ…やだー。もう…」



「悪りぃ…困るよな。忘れて」


そう言うと何事もなかったかのように
またトンカツを食べ出した隼人。




…隼人…浮気されて誰かに縋りたくなる気持ちはよくわかるよ…

3年前の私も同じだったから…
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