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せめて夢の中だけでも
第11章 泥酔する理由
…………………………………



あれから私は1人、
いつもの居酒屋に来ていた。


カウンターに顔を埋め
もうかれこれ、ビールを何杯飲んだだろう…



「おじちゃん…もう一杯。」

「おいおい。凛ちゃん。
もうやめときなよー!」


居酒屋のマスターが見兼ねて
止めてくれるがそんなの私には聞こえない。



「いーの!もう一杯!」





…意識はいつ飛ぶの…?










「やっぱ…ここだったか…」



私の横に誰かが立っている。





「誰…?」


ほとんど意識はなくて…
ボンヤリとしか見えなかった…。




その人は私の髪を何度も撫でた。
優しくて温かい…




「…秋雨…」



その名前を呼ぶとその手は止まった。




「なぁーんだ…隼人か…」



ボンヤリとした視界から見えたのは
隼人だった。



「なんだじゃねぇーよ。
心配かけやがって…」



隼人は隣に座ってマスターに
私が何杯飲んだのか聞いていた。
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