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せめて夢の中だけでも
第12章 二度目の再会
「ねぇ…どうして両思いとか、思うの?
私達の、そんなのないわよ?」
「先輩は解りやすかったです♡
麗華…短大の後輩で、性格悪いって有名でした。
男を毎日取っ替えるのが当たり前みたいな感じで…
でも田中先輩に恋してたから
変わったなって思ってました。
でも気付いたんです。
麗華…ここに良く来てますよね…?」
「…それが何の関係があるの…?」
「麗華…浮気してましたよね?」
「えっ…」
「一度だけ…五十嵐さんと歩いてるの見ました。」
「それ、沙織が田中先輩に言いました。」
…だから…橘さんに呼び出された時…
気付いてたんだ。
『俺じゃないだろ』
そう確かに言った…
「…田中先輩…なんて言ったと思います?」
「…何て?」
「知らないふりしといて。
俺、別れないからって…」
えっ?
「そんなに橘さんのこと…好きだったんだ。」
「違いますよ!
先輩が…凛が…傷付くからって。
それで、私、田中先輩が先輩のこと
好きなんだって感づきました。」
…どういう事?
私達の、そんなのないわよ?」
「先輩は解りやすかったです♡
麗華…短大の後輩で、性格悪いって有名でした。
男を毎日取っ替えるのが当たり前みたいな感じで…
でも田中先輩に恋してたから
変わったなって思ってました。
でも気付いたんです。
麗華…ここに良く来てますよね…?」
「…それが何の関係があるの…?」
「麗華…浮気してましたよね?」
「えっ…」
「一度だけ…五十嵐さんと歩いてるの見ました。」
「それ、沙織が田中先輩に言いました。」
…だから…橘さんに呼び出された時…
気付いてたんだ。
『俺じゃないだろ』
そう確かに言った…
「…田中先輩…なんて言ったと思います?」
「…何て?」
「知らないふりしといて。
俺、別れないからって…」
えっ?
「そんなに橘さんのこと…好きだったんだ。」
「違いますよ!
先輩が…凛が…傷付くからって。
それで、私、田中先輩が先輩のこと
好きなんだって感づきました。」
…どういう事?