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せめて夢の中だけでも
第14章 不思議な男
「俺が…どんな人間か周りから聞いてるだろ?
女を取っ替え引っ換え…とか
女が取り合ってる…とか。」
彼の横顔は表情を崩さない。
まっすぐ見つめ、いたって普通に運転を行っている。
「…否定はしないよ。」
「うん…」
「汚いって思う?」
「そんな事っ…思ってない…」
「俺…本当にそんな人間だよ?」
…何を言おうとしてるの?
私には秋雨の気持ちが全く読めなかった。
「この手でいろんな女の子を抱いた…
それでいいと思ってた…
でも今は…後悔してる。」
「俺は…凛ちゃんと釣り合わない男なのかもしれない」
「秋雨…それって…」
「違うよ…
もう会わないとか…俺からは言えない。
凛ちゃん…こんな俺でといいと思える?
出会いを覚えてなくても…
起きたら真っ裸でも…
女たらしでも…
俺でいいって思えるの?」
「…何よ今更。」
女を取っ替え引っ換え…とか
女が取り合ってる…とか。」
彼の横顔は表情を崩さない。
まっすぐ見つめ、いたって普通に運転を行っている。
「…否定はしないよ。」
「うん…」
「汚いって思う?」
「そんな事っ…思ってない…」
「俺…本当にそんな人間だよ?」
…何を言おうとしてるの?
私には秋雨の気持ちが全く読めなかった。
「この手でいろんな女の子を抱いた…
それでいいと思ってた…
でも今は…後悔してる。」
「俺は…凛ちゃんと釣り合わない男なのかもしれない」
「秋雨…それって…」
「違うよ…
もう会わないとか…俺からは言えない。
凛ちゃん…こんな俺でといいと思える?
出会いを覚えてなくても…
起きたら真っ裸でも…
女たらしでも…
俺でいいって思えるの?」
「…何よ今更。」