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せめて夢の中だけでも
第15章 騒つく心
食事が終わると…私は気になってることを聞いた。



「その顔と手。どうしたの?」


「…転んだ。」


「嘘付き。どうしたの?」


「…転んだ。」



堪らず私は秋雨の痣がある方の頬をつねった。




「痛いってっ!凛ちゃん!!」


珍しく秋雨が大きな声を出す。
相当痛いのだろう…。



「ならっ!どうしたの…?」




私が真面目な顔で聞くと、秋雨は溜息をついた。




「…喧嘩したんだよ。」


「誰とよ…」


「凛ちゃんの『自称』彼氏に」




は?
自称…彼氏だと?


そんなストーカーみたいなのが私にいるの!?


気持ち悪いっっ!




「…フッ。凛ちゃん顔が面白い。



隼人君だよ?」





「えっ…隼人…?」




「店にきて思いっきり殴られた。

俺のイケメンが台無しだよ。
3日間は隼人君に代役頼もうかと思ってる」


秋雨は面白そうにフフッと微笑んでいる。



…隼人。彼を殴ったのは間違いだわ…
全く効いてないわよ…



心底、隼人を哀れんだ。
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