この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第17章 3年前…side隼人

「隼人っ。早く!
早くしないと百貨店での打ち合わせ時間に
間に合わないよっ」


「あ。あぁ。」



俺と凛は同期ということもあり、
よく一緒に外回りに出た。




エントランスには嫌でもいる俺の彼女。



俺と凛が並んで歩くのさえ嫌なようだった。





「ねぇ?隼人の彼女、機嫌悪い?」

小声で話しかけてくる凛に俺は
バツが悪そうに少しは頷いた。



「もしかして、私達疑ってる?」


「…少しな…」


「そっか…なら私、会社では名前で呼ばないよ。
外回りは仕方ないけど…小さいことは気をつけるね」




そう笑った。





「田中…行こう」







胸が…痛かった。



…凛が遠くに感じた。


…凛。




…隼人って呼べよ。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ