この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第18章 3年前…side秋雨

「仁さん…少し抜けるわ。
あのお姉さん、送ってくるから」



「1時間だぞ」


仁さんがニヤッと笑う。


「充分」



笑い返すと仁さんはその女に
手を振っていた。






「ありがとうございました。」



そう言って店の扉を開けると…
外は雨だった。



「アキ、傘ある?」


「ありますよ。一緒に入りましょうか。」


「そうね〜!」



一つの傘に二人。

別になんとも思わないけれど
女は俺の腕に絡みつく。


雨が徐々に激しさを増す。





駅の前まで着いた時…



向こうの交差点に人影が見えた。




…こんな雨なのに…傘もささないで…




幽霊のようにも見える程
もうずぶ濡れだった。



/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ