この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第20章 思い出せないあの日。

「隼人〜また明日ね。」


顔を赤く染めて隼人君に元気よう手を振る凛ちゃん。



一緒に駅のホームに入って
凛ちゃんの、行動を伺っていた。


凛ちゃんはベンチに座って
しばらくすると眠ってしまっていた。




…危なっかしいなぁ…





俺は凛ちゃんの隣へソッと座り
彼女の横顔を見つめていた。



軽く肩を叩き

「凛」

そう呼ぶと彼女は

眠ったまま可愛い笑顔を浮かばせて


「隼人…」


確かにそう言った。





…なんだ…この2人両思いなわけ…







ただ、惚れさせろって言われただけだったのに




俺の中は、凛ちゃんは誰にも渡したくない。





それだけになってしまった。



「凛。俺んちくる?」



そう呟くと凛ちゃんは
朦朧とした意識の中で笑って頷いた。




…女なんて簡単…



本当に。



俺は凛ちゃんを抱きかかえ
駅の道を戻り、自宅へと連れて帰った。





/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ