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せめて夢の中だけでも
第20章 思い出せないあの日。




朝起きたら…悪夢なのか…


凛ちゃんの顔は困惑に満ちていた。








俺の事を覚えてないと言う凛ちゃん。





…仕方ないか。






連絡先聞くこともできたけど…

俺は出来なかった。







また会えると信じてたから。


少し気分も落ち込んで店に行く。
今日は、新しく5店舗目がオープンらしく
仁さんにはスーツで来いって言われていた。




「おぉ。秋。
昨日は楽しめたか?」


「…全然」


「珍しく落ち込むなぁ。」


「はぁ。俺ダメかも。」


「…どうした?」


俺と仁さんは用意してあった車へと乗り込む。




「女の子の記憶ないって最低でしょ?」


「よくあることだろう。秋だって何度も。」



「…特別なんだよ。あの子。」



「あ?あの一目惚れの子か?

会えたのか?」



「…ちょっとね…でもダメかも」




「大丈夫だよ。すぐ忘れるさ」




「……………」




俺は窓の外を眺めていた。




「変わりなんていないよ。仁さん。」



「秋。どうした?」



「…わからない。」






こんな気持ち…わかるわけない。


どの女を抱いてきてもこんな気持ちに
なったことなんて一度もなかった。



…どうしちゃったんだろ俺…


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