この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第25章 メリークリスマス
パッと明るくなると
秋雨はこちらを真っ直ぐ向いて
「さっきのがXmasプレゼント」と笑った。
…キス?
周りを見ると沙織ちゃんも仁さんも笑っているし
隼人においてはつまらなさそうだ。
不意に胸元に何かが動いた。
そこを触るとさっきまでなかったはずのネックレス。
…あっ…
「凛ちゃん。メリークリスマス。」
ピンクダイヤのハートを模ったモチーフが付いている。
シンプルだけど…とても、おしゃれだった。
そして、そのネックレスにもう一つ
下がっているもの…重く…リボンが付いている。
「秋雨…っ」
それはまさしく…マンションの鍵だ。
「凛ちゃん。俺、毎朝…
凛ちゃんの顔を見て起きたいんだ。
だから…いつでも来て欲しい。」
もう…何しても似合う彼は…
私の最高の恋人…
溢れる涙を秋雨は優しく拭ってくれていた。
秋雨はこちらを真っ直ぐ向いて
「さっきのがXmasプレゼント」と笑った。
…キス?
周りを見ると沙織ちゃんも仁さんも笑っているし
隼人においてはつまらなさそうだ。
不意に胸元に何かが動いた。
そこを触るとさっきまでなかったはずのネックレス。
…あっ…
「凛ちゃん。メリークリスマス。」
ピンクダイヤのハートを模ったモチーフが付いている。
シンプルだけど…とても、おしゃれだった。
そして、そのネックレスにもう一つ
下がっているもの…重く…リボンが付いている。
「秋雨…っ」
それはまさしく…マンションの鍵だ。
「凛ちゃん。俺、毎朝…
凛ちゃんの顔を見て起きたいんだ。
だから…いつでも来て欲しい。」
もう…何しても似合う彼は…
私の最高の恋人…
溢れる涙を秋雨は優しく拭ってくれていた。