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せめて夢の中だけでも
第25章 メリークリスマス
次の日の昼ごろから…
秋雨と、仁さんは店の準備で忙しそうだった。
私たちは会社へと向かい
3人仲良く出勤する羽目になった。
「昨日は楽しかったですね♡」
沙織ちゃんの腕には仁さんからのクリスマスプレゼントのブレスレットが、光っている。
私も同じように胸の前でピンクのハートが
キラキラと輝いていた。
…なんか夢のような1日だった。
「こら。お前らボケてんなよ。
クリスマスなんだから、忙しいんだぞ」
隼人が強い口調で私たちに喝を入れる。
そんなの…全然答えていない私たち。
「先輩♡今日、lAin行きますよね?」
「あっ。うん。行こうかな」
…どうせ、秋雨には近づけないだろうけど
覚悟はできている。
ただ同じ空間にいるだけで充分。
…結局、私は他のファンの子と
あまり変わらないのかもね…
愛されている実感はあっても…
やはり心は寂しいと思ってしまう。
秋雨と、仁さんは店の準備で忙しそうだった。
私たちは会社へと向かい
3人仲良く出勤する羽目になった。
「昨日は楽しかったですね♡」
沙織ちゃんの腕には仁さんからのクリスマスプレゼントのブレスレットが、光っている。
私も同じように胸の前でピンクのハートが
キラキラと輝いていた。
…なんか夢のような1日だった。
「こら。お前らボケてんなよ。
クリスマスなんだから、忙しいんだぞ」
隼人が強い口調で私たちに喝を入れる。
そんなの…全然答えていない私たち。
「先輩♡今日、lAin行きますよね?」
「あっ。うん。行こうかな」
…どうせ、秋雨には近づけないだろうけど
覚悟はできている。
ただ同じ空間にいるだけで充分。
…結局、私は他のファンの子と
あまり変わらないのかもね…
愛されている実感はあっても…
やはり心は寂しいと思ってしまう。