この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第25章 メリークリスマス
奥にはテーブル席が広がっている。
すべてのテーブルは、若い女の人たちで
埋められていた。
そのど真ん中で
グラスの中のワインをグイッと人飲みする秋雨。
…結構飲んでいるのだろう。
目は少しトロンとして色気が滲み出ている。
「アキ〜!もう一杯!」
酔っ払った彼は…始めてみる。
あの笑顔を他の子に見せて…
あの大きな手で、他の子の頬を包んで…
顔を近づけている。
周りがキャーキャーと騒いでいたけど
私の耳には届かなかった。
キスをするんじゃないかってくらいの距離まで
近付いて笑っている秋雨。
女の子はとても嬉しそうに頬を赤らめている。
…当たり前よね。
でも秋雨はホストじゃないのよ…
違う女の子にも呼ばれ
秋雨は、嫌な顔一つせず呼ばれた方へと向きを変える。
シャンパンをつぐと、
綺麗に一礼をする。
すべてのテーブルは、若い女の人たちで
埋められていた。
そのど真ん中で
グラスの中のワインをグイッと人飲みする秋雨。
…結構飲んでいるのだろう。
目は少しトロンとして色気が滲み出ている。
「アキ〜!もう一杯!」
酔っ払った彼は…始めてみる。
あの笑顔を他の子に見せて…
あの大きな手で、他の子の頬を包んで…
顔を近づけている。
周りがキャーキャーと騒いでいたけど
私の耳には届かなかった。
キスをするんじゃないかってくらいの距離まで
近付いて笑っている秋雨。
女の子はとても嬉しそうに頬を赤らめている。
…当たり前よね。
でも秋雨はホストじゃないのよ…
違う女の子にも呼ばれ
秋雨は、嫌な顔一つせず呼ばれた方へと向きを変える。
シャンパンをつぐと、
綺麗に一礼をする。