この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第25章 メリークリスマス
シャンパンを一つ、一つ

秋雨が、配っていく。




そして、私の前で秋雨が止まった。




「はい」


柔らかな笑顔を見せた秋雨は笑う。






手渡されたピンクのシャンパンの中。








…何も言葉に出なかった。









「ベタだねぇ…」



隼人の呆れ返った言葉。






シャンパンの一番下で輝く物。





「渡す方法、解らなくて…」





それだけ言うと彼は隣の人へと移る。





秋雨が、遠ざかっても私は
身動きも取れず…言葉も出なかった。



でも、確実に…

私のグラスの中にだけ浮かぶ…



綺麗な指輪。





…もうっ…今時こんなことしないわよっ






それでも私の涙は頬を伝っていた。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ