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せめて夢の中だけでも
第25章 メリークリスマス
「私…初めてここに来ました。
少し前の雑誌に、アキさんが載ってて…っ
一目惚れだったんです。
実物みて…もうっ…大好きで!
優しいし…
なのにっ…」
ポロポロと彼女の目からは涙が零れおちる。
「泣かないで…」
私が駆け寄って彼女の肩を掴むと
彼女は…泣きながらも話し続けた。
「さっき…倒れた時…っ
アキさんに言われたんです…っ。
『今日は俺のシンデレラが来てるから』って…」
…あっ。
あの時、彼女に耳打ちした言葉はそれだったんだ…
「羨ましかったです…
どうしたら!アキさんの彼女になれるんですか!?」
彼女の秋雨が好きだという思い…
真っ直ぐで熱くて…
胸が切なかった。
少し前の雑誌に、アキさんが載ってて…っ
一目惚れだったんです。
実物みて…もうっ…大好きで!
優しいし…
なのにっ…」
ポロポロと彼女の目からは涙が零れおちる。
「泣かないで…」
私が駆け寄って彼女の肩を掴むと
彼女は…泣きながらも話し続けた。
「さっき…倒れた時…っ
アキさんに言われたんです…っ。
『今日は俺のシンデレラが来てるから』って…」
…あっ。
あの時、彼女に耳打ちした言葉はそれだったんだ…
「羨ましかったです…
どうしたら!アキさんの彼女になれるんですか!?」
彼女の秋雨が好きだという思い…
真っ直ぐで熱くて…
胸が切なかった。