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せめて夢の中だけでも
第26章 同じ気持ちだって解ってよ?
ちょこんと横に座ると
秋雨は待ちきれないのか、
顔を近づけて来る。
「…んんっ…待ってっ!」
「ヤダ」
「お風呂っ…」
「ヤダ」
器用に唇を割り舌を中へと侵入させる。
「んんっー!だめっっ」
「俺、酔ってるの。
止まんないよ?」
「あふっ…あっん。」
秋雨の手は止まることを知らず
私の服の中へ入り込む。
冷たい手の感触にピクッと反応する。
「お願いっ…あっ…お風呂っ」
「なら…一緒に入る?」
「え…」
「入るなら止める」
ニコッと笑うと私の横に座りなおし
何事もなかったかのように
テレビをつけ出した。
私は仕方なく…
お風呂のお湯を溜めに行く。