この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第27章 疑惑と嫉妬。

「行こうか…」




搭乗ゲートまでは一緒に行く。



そこで荷物検査があり、そこでさようなら。



そう…さようなら。





最後に秋雨は優しく私の髪に唇を落とした。
そして、ゆっくりと包み込んでくれた。


周りの目なんて気にせず、
彼は私を抱きしめてくれた…。







最後の最後まで秋雨はこちらを見ていた。
私も秋雨が完全に見えなくなるまでそこでいた。



永遠のさよならじゃない…わかっているのに
溢れる涙は止まってくれなかった。







すぐに携帯電話がメールを受信する。



『すぐに、会えるよ。
俺の大事なお姫様。行ってくるね』



涙で画面もボヤけている。
それでも、携帯電話を握りしめ何度も読み返した。





半年間…ここで待ってるからね。
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ