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せめて夢の中だけでも
第27章 疑惑と嫉妬。
有香が、先に店の中へと入る。


聞いたことのないような声で
「いらっしゃいませ」と聞こえてきた。



恐る恐る私も中へと入る。




そこには秋雨そっくりな男の人が立っていた。



同じような髪の色…
同じパーマをあて、後ろへと流している。

顔はやはり違うけれど
その彼も顔は整っている。



グレーのカラーコンタクトを入れている彼の目は
吸い込まれそうなほど綺麗だった。



…秋雨に似ている…



不覚にもそう思ってしまった。



「あっ。凛ちゃん。」



彼の口からは驚くべき一言。

空耳なんかじゃない…確実に
私の名前を呼んだ…




「こんな早く会えると思ってなかったや。」



私より…年下だろうか…
彼の笑顔は⁽可愛いと言う部類だ。




「…何で私を…?」


「あっ。ごめんね。
秋兄にしつこく言われたからさ。


俺の凛ちゃんだから手を出すなってね」



彼がウィンクする姿をみて解った。



彼は…仁さんの弟だ。
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