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せめて夢の中だけでも
第30章 コピーで構わない
シェイカーを振る姿も…

こちらを向いて時々笑うその表情も…




何処と無く似ていて…

もう泣き出してしまいそうだった。





目の前に…何の色も付いていないカクテルが置かれた。




「凛ちゃん。これは君ね。


まだ何にも染まっていない。


とっても綺麗な凛ちゃん」




そして、次にシェイカーから

濃ゆい青色のカクテルをそのグラスへ
ゆっくりと注ぎ入れていく。





グラスの中のカクテルは混ざり合い…



しばらくすると綺麗に二層に分かれた。





「これは俺。



今は…凛ちゃんをこうやって支えるから。



でもいつかは…」




そして、煌はマドラーでカクテルを混ぜだした。







「俺色に染まってよ。凛ちゃん。」







綺麗な青がグラス一面に広がった。






「俺、頑張るからさ」




優しく微笑む煌。



その笑顔は不思議と…

秋雨には見えなかった。
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