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せめて夢の中だけでも
第30章 コピーで構わない
カチャと鍵が開き…
誰かが私のそばに座り込んだ。
そっと頬や、髪を撫で
優しく何度と往復する。
心地良かった。
そして…ゆっくりと唇を重ねられた。
無意識だったのかも知れない…
私はその人の首に腕を絡ませた。
それに応えるように…キスも深くなっていく。
相手はわかっていた…
1人しかいないから。
「んっ。秋雨っ…」
その名を呼ぶことが残酷なのもわかっていた。
その手が下へ下へと這っていき
私の敏感な部分に触れていく。
私の全てを知っているかのように。
「凛ちゃん…」
「あっ…ん。」
彼の髪を掴むと…何もわからなかった…
彼が私の中心と蕾を執拗に責め立てる。
「あぁぁ。待って…っやっ…」
水音が部屋中に響き渡り
恥ずかしさのあまりシーツを掴み顔を背けた。
ビクンっっーと大きく体が反応し
私の中で大きく弾けた。
「ああぁぁっ。はぁ…」
「大好き…凛ちゃん…」
そして、彼の体が私の間に割行った。
もう意識はハッキリしている。
ごめんなさい…秋雨。