この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第5章 静止の手。

「えっ?」






呼んだのは間違いなく横に立つ彼…

秋雨だった。





「「えっ?」」




他の三人の声も一斉に重なった。








その瞬間…目線の先にいた隼人の彼女の顔は


驚きに満ちていた。




秋雨と私を何度も見て
混乱にも似た顔を見せていた。



…何?何なの?



私には二人の表情の意味が全く解らなかった。





隼人を見れば秋雨を不機嫌そうに睨んでいる。





「何で五十嵐さん、先輩の名前知ってるんですか?」



その言葉に秋雨は私をみて
薄い笑みを浮かべた。



そしてゆっくりと顔を近付け
みんなに聞こえるように耳打ちした。




「凛。バレちゃったら仕方ないよね?

このまま逃げちゃおうか?」





そう言って私の手首を掴み引っ張った。





しかし、私は反対の腕を掴まれ
後ろへと引っ張られた。




「俺の同僚に気安く触んないでもらえない?」





目の前の男2人が…私を挟んで
無言で睨み合っている…




何?これ?…
/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ