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せめて夢の中だけでも
第6章 現実か空想か
二人は私へと視線を送る。



「田中…ゴメン。えっと…橘さんも。」



「いや…俺こそごめんな。」


彼女はふいっと視線を外し何も言わない。



「でも…凛…あいつには関わらない方が
いい気がする…」



「大丈夫よ。…名前も知らない…人だから」




「…あっちは凛さんのこと知ってましたよね?」


隼人の横にいた彼女が口を開いた。


「…どうして?」





ーードクンっ…



…どうしてって…それは…





「麗華…それをお前が知ってどうする?」



隼人の言葉に彼女はそれ以上は聞いてこなかった。






「この前来た時に教えたのよ…。
彼の五十嵐って名前もその時に知ったわ。
名刺をもらったから…」




「そうですか」


彼女はフフッと笑うとまた隼人の腕に絡み出した。




「凛、今日は本当にごめんな。
また明日」



そう言って二人は帰っていった。



「…私達も帰ろうか?」


沙織ちゃんは少し寂しそうに
そうですね…と言って私達もそこで別れた。




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