この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
せめて夢の中だけでも
第8章 叶うなら彼の側に

「なんとなく気付いてたんだ。
あのBARで麗華と凛があった時。」


「隼人…私が悪いんだよ…
私が隼人と仲良くしてるから」



「…違うだろ。」






「俺じゃないはずだ。」





「…気付いてたの…」





「俺、勘はいいから。
あいつがあのBARに行き出して
様子がおかしいのはわかってた。」


「隼人…私…」



何て声をかけたらいいのかわからなかった。



「凛。気にすんな…俺の事は。」


そう笑った隼人はとても、切なそうだった。
隼人はきっと…彼女のことを好きだったはずだもの…



近くで見てきた私は知ってるの…




「何で…凛が泣くんだよ…」



「隼人…ごめん…ごめんねっ」



「あー。もう…」



隼人はそっと私を包み込んだ。
優しく…壊れないように。


「ちょっと…誰か来たら…」

「黙っとけ。」


少しずつ、包む腕の力が強くなる。



こうして欲しかった…はずなのに…


どうして…モヤモヤするんだろう…


/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ