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せめて夢の中だけでも
第9章 覚悟を決めて
…………………………………
ここは秋雨のマンション。
あの日と同じ広い部屋のソファーの隅に
申し訳なさそうに、座った。
さっきから私の心臓は鳴り止むことを知らない。
隣に座る秋雨にまで、聞こえそうだった。
「凛ちゃん…後悔しない?」
突然の質問に私は秋雨の方を見た。
「隼人君が好きなんでしょ?」
秋雨は真剣な目で私を見る。
少し見つめ合って私はゆっくりと首を横に振った。
「後悔なんて…しない。
覚悟きめてって言ったの秋雨さんでしょ?」
そう言い終わると、秋雨は私の頬を触り
ゆっくりと顔を近付けて来た。
私はソッと目を瞑るが…いつまでたっても
唇に何も触れなかった。
目を開けるとすぐ近くに秋雨の顔…
あと何センチかの所で寸止めして
彼はニヤッと口角を上げた。
「何…して欲しい?」
そう呟いて。
ここは秋雨のマンション。
あの日と同じ広い部屋のソファーの隅に
申し訳なさそうに、座った。
さっきから私の心臓は鳴り止むことを知らない。
隣に座る秋雨にまで、聞こえそうだった。
「凛ちゃん…後悔しない?」
突然の質問に私は秋雨の方を見た。
「隼人君が好きなんでしょ?」
秋雨は真剣な目で私を見る。
少し見つめ合って私はゆっくりと首を横に振った。
「後悔なんて…しない。
覚悟きめてって言ったの秋雨さんでしょ?」
そう言い終わると、秋雨は私の頬を触り
ゆっくりと顔を近付けて来た。
私はソッと目を瞑るが…いつまでたっても
唇に何も触れなかった。
目を開けるとすぐ近くに秋雨の顔…
あと何センチかの所で寸止めして
彼はニヤッと口角を上げた。
「何…して欲しい?」
そう呟いて。