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やさしいキスをして?
第6章 さよなら?


『いやぁ〜大活躍だったね、ゆうひ。やっぱり応援行けば良かったよ〜行ってたらあたし、たぶん発狂してた(笑)』

『ずりぃぞ…//』

『ん?』

『こんなフェイント、ずりぃじゃん。何だよもう、もぉぉ〜…おれが胸キュンしてどうすんだって…///』

『はあ〜?』

なーんかモゴモゴ言ってて聴き取れないや。ゆうひは片膝を立てたまま床に座りこんで、俯いてる。片手で顔を覆ったりして、何してんの?

『何よ、そんな低いテンションで。…あ、疲れたんだ?今朝は早起きして頑張ったもんね?』

ススーッとゆうひの後ろに回りこむ。

『お疲れさま!今日は特別に、あさひちゃんの無料マッサージをプレゼントしてあげるわ♪』

あたしはゆうひの肩に手を置いた。滅多にこんなことしてやらないんだけど、今日は無性に、ゆうひに何かしてあげたい。



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