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やさしいキスをして?
第6章 さよなら?
***
コンコン…
ガラッ!
『ゆうひっ!』
『うわっ危ね!ビックリし…』
『おめでとう、ゆうひ!』
夕方。あたしの部屋の窓が鳴った。実は、来るんじゃないかと思って鍵を開けておいた。勢い良く窓を開けて、あたしは ゆうひにしがみつく。
『ちょうど今、マドカの撮ってくれたビデオ観てたの!めちゃくちゃ良い試合だったね!ゆうひ、すごいっっ!!』
『………////』
『あ、冷えちゃうね。入って入って?』
あたしはテンションが上がりまくってて、実はゆうひの顔が真っ赤になってることには全然気づいてなかった。