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第7章 初デート？

整った先輩の顔が近づいてくる。
え、うそ？！


『やっ…！！』


咄嗟に抵抗したあたしの腕を掴んで、先輩は一気に間合いを詰めた。近すぎてゾワゾワする───嫌だ！！


『やめて下さ…！いや！！』


背けた顔も、顎に添えられた手で上を向かされる。


『大人しくしなよ。どうせ誰もいないんだ、無駄だよ？』


………は？！
い、今の、誰………？！


『やめろぉぉぉおおおお！！！』


ッカァアァ───ァァン！！！


─────………