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やさしいキスをして?
第7章 初デート?
〈マドカside〉
『え、ゆうひくんが?』
『うん、廊下で待ってるって。』
ある日の休み時間。
『どうしたの?あさひじゃなくて、私に用事?』
『マドちゃん、助けて!』
『は?』
ゆうひくんに呼び出された私は、SOSを受信した。
『おれさーもう限界。あさひは最近、おれのこと何て言ってる?』
『結構こたえてるわよ。大分いい線いってるんだけど…確信までは、まだパンチが足りないって感じかな。』
私達が話してるのは、あさひのこと。先日、ゆうひくんは意を決して別れを切り出した。それはひとえに…あさひに、自分の本心を気づかせる為。ほら、よくあるでしょ?失って気づく本当の気持ち…ってやつ。何度も言うけど、あさひはゆうひくんにしっかり惚れてる。それは私も、ゆうひくんだって知ってるの。だからこんな、賭けみたいなことをしたらしいんだけど…あさひの心境はまだ、確信の一歩手前のようだった。
『え、ゆうひくんが?』
『うん、廊下で待ってるって。』
ある日の休み時間。
『どうしたの?あさひじゃなくて、私に用事?』
『マドちゃん、助けて!』
『は?』
ゆうひくんに呼び出された私は、SOSを受信した。
『おれさーもう限界。あさひは最近、おれのこと何て言ってる?』
『結構こたえてるわよ。大分いい線いってるんだけど…確信までは、まだパンチが足りないって感じかな。』
私達が話してるのは、あさひのこと。先日、ゆうひくんは意を決して別れを切り出した。それはひとえに…あさひに、自分の本心を気づかせる為。ほら、よくあるでしょ?失って気づく本当の気持ち…ってやつ。何度も言うけど、あさひはゆうひくんにしっかり惚れてる。それは私も、ゆうひくんだって知ってるの。だからこんな、賭けみたいなことをしたらしいんだけど…あさひの心境はまだ、確信の一歩手前のようだった。