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やさしいキスをして?
第7章 初デート?
ぎゅうぅ…
そんなことを思ってると、チラりと横目を向けた先輩と目が合った。瞬間、あたしの体がビクッと縮こんで、ゆうひの腕を掴んでた手に力がこもる。ちょっと、迫られた時の恐怖が蘇って…ゆうひの背中に身を寄せた。
『…くだらない。コドモの恋愛ゴッコには付き合いきれないよ。もう好きにやってくれ。』
先輩は顔を背けてため息をつくと、頭に手を当てながら去って行った。そういえば、ゆうひの蹴飛ばした空き缶もヒットしてたし…先輩の頭、大丈夫なのかな(色んな意味で)。でもまぁ…とりあえず、一件落着?