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やさしいキスをして?
第8章 キスの先?


…あれは、ゆうひと晩ご飯を食べている最中。お母さんに、あたしの料理のレパートリーが味噌汁しかないことを嘆かれた後、


「…おれは、あさひが味噌汁さえ作ってくれたら、十分嬉しいっスよ。」


そう言って、なぜか頬を赤らめて答えたゆうひに、おばーちゃんが声をかけ…


「本当、ゆうひは一途だねぇ〜」
「キョウちゃん///!それはおれとキョウちゃんの秘密だからね!」
「ほほほ。はいはい。」


そんな風に、二人でコソコソ話していたっけ。


あたしが尋ねると、先程とは一転。ゆうひはキスを止めて、あたしをジッと見つめてきた。あれ…急にどうしたの?




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