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やさしいキスをして?
第2章 不意打ち?
はぁぁ?!いやいやいや!あんたと恋愛したいんじゃないんだって!
新たな恋がしたいのよ!
そんなあたしの心の声に、気づくはずもなく。勝手に自信を取り戻したらしいゆうひは、ニカッと笑って立ち上がった。
ほ、本気でバカだ!
こんなに全力で振ってんのに、振られてくれないってどーゆーことッッ?!
『は〜良かった!おれ嫌われたのかと思ったよ。いやぁ〜一安心。これなら今夜、ちゃんと寝れそーだ。』
『ゆうひ。待って、あのね?まだ話は全然終わってないから。そもそも、あんた勘違いしてるってゆーか…』
『あさひっオヤスミ♡』
チュチュッと軽やかなキスを残し、
ゆうひは窓から去って行った…
あいつ、完全にイカれてる。
(第2章 不意打ち?)