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やさしいキスをして?
第10章 番外編
『はぁ…はぁ…//』
『はぁ…ゴメ…//僕、舞い上がってし…し、しまったああっ!!』
『……?!』
『そういえば僕…告白の前に、謝らないといけなかったのに…すっかり!順番がぁっ!』
急に声を荒げた啓太くんは、頭を抱えて悶絶し出した。
『ねぇ…謝るって?』
『あ、いや…昨日まどかちゃん、僕のせいで泣いたって聞いて、それで…』
『…!!まさかソレあさひが?!っていうか、本来謝るのは私の方だよ?啓太くんこそ、昨日は私のせいで機嫌が悪かったって…』
『えぇ?!そんなこと誰が…って、もしかして岩本が?!』
言葉に詰まった私達は、互いに…ププッと吹き出してしまった。