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やさしいキスをして?
第11章 おまけ〈三島〉


『あ、あれ?それって…?』

『ああ、これ?これはあさひ達の分よ』


腕を伸ばした先。そこには、僕の手にあるのと同じ、ラッピングされた小包が二つ握られていた。


『ちょうどこれから行くし、二人にも渡しとこうと思って。』

ああ…そうか。まどかちゃんの手作りスイーツを食べられる特権は、僕の他にも持っているのか。倉田さんと、それに…

『あの…ちなみにもう一方は、岩本の…?』

『そうよ?決まってるじゃない!』


一体いつから、それは決まっていたんだろう…僕は君と付き合って三ヶ月。岩本との差は…この先も埋まらないのだろうか。


『あの二人、きっと待ちくたびれてるわね。啓太くん、そろそろ行こ?』

『は、はい…』


いま岩本の顔なんか見たら…殴りたくなるかも知れないな、なんて。内心、結構本気で思いながら、その教室へと向かった。



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