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第11章 おまけ〈三島〉

『………で、
これがお前のクラスの出し物なのか？』

『おうとも！
ようこそ、“おひさま診断室”へ！』


促されて入った教室の中…そこはまるで、病院の診察室のような雰囲気で装飾がなされていた。


『簡単な話、ここでは二人の相性診断をやるって事だよ！』


白衣を羽織った岩本がニヤニヤ笑う。しかしお前の中の医者って、どんなイメージなんだろう？頭につけてる反射板…それは耳鼻咽喉科のやつだ。首から下げた、オモチャの補聴器は分かるが…なぜ隣に人体模型が立っている？ついでに言えば、黒板に書いてある視力検査表…ここは外科か、内科なのか、どういうテーマなんだ。