パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 おまけ〈三島〉

『とりあえず、コース選択といこうか。あさひコース、ゆうひコース、おひさまコース、どれにする？』


よく分からないが、相性診断はゲームを通して行われるらしい。ゲームの難易度によりコースが分かれており、初級•中級•上級の順に、あさひ•ゆうひ•おひさまとなっている。


『あさひ、その格好可愛いわね。』

『あーこれ…ガラにもなくて恥ずかしいんだけどね。』

『いいじゃない、似合ってるわよ。ピンクのナース服！』


横で話している倉田さんの他にも…このクラスの女子はナース服を着ている。後夜祭の影響か、今年はコスプレしているクラスが多いんだな。


『で、どうするよ？一応、難易度が高い方が高得点出やすいから、相性も高くなるけど？』

『まあ僕はどれでも…まどかちゃん、どうします？』

『じゃあ、あさひコース！あさひの名前が入ってるくらいだし、何か楽しそうなゲームかな？』


まどかちゃんの言葉に、倉田さんはニヤリと笑った。相変わらず、思惑が表情に出やすい人だな…