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やさしいキスをして?
第12章 おまけ〈マドカ〉


『岩本が持ってる紙袋…あれは本当は、倉田さんへの誕生日プレゼントが入っているんです。』


よく聞こえるようにと、手を添えるから。話す吐息までもが耳に触れてきて。


『僕も今日知ったことですが…実は岩本も、サプライズを計画しているらしくて。あの贈り物を選ぶのに、一日中あちこちの店を走り回っていました。』


優しくて心が安らぐような、落ち着いた声。いつも癒されるその声が、今は私の鼓動をせき立てる。


『さっきは倉田さんの手前、適当に誤魔化しただけなんですよ。』

『そ…そっか。お互い同じこと考えてるなんて、ほんと似たもの同士よねっ!』


逃げるように首を傾げて。何でもないフリして答えた私に、啓太くんは『そうですね』って笑顔をくれた。そんな無邪気な顔、ずるいよ…私ばっかりドキドキしちゃう…//



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