パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 おまけ〈あさひ〉

ピピピピッピピピピッ


『何度？』

『七度三分。』

『良かった、そんなに高くないわね…』

『だから言ったろ、下がったって。』


ゆうひの体温は基本高め。37度前後が普段の体温だから、とりあえず安心だ。
…にしても、何だこの態度？体温計を枕元に置いたと思ったら、プイと壁側に寝返りをうちやがる。


『ねぇ…こっち向いてよ？』

『は？おれ病人だっつの。寝てんすけど。』


イラッ……いや、まあ確かに病人だ。落ち着けあたし。